疲労骨折症状予防方法

<スポンサーリンク>

疲労骨折症状予防方法

身体の同じ場所に何度も負荷をかけてしまったことで発症する静かな骨折「疲労骨折」

サッカーや野球など、スポーツ選手に関連するニュースで「○○選手が疲労骨折を・・」と報じられることがありますね。

 

外傷性骨折とは異なり、内部で徐々に骨を傷めてしまう疲労骨折は瞬時に痛みが見られません。

動かし始めた時に痛み出しますが、その後は軽くなります。

ところが運動終了後には更に強くなった痛みがあらわれます。

 

主にスポーツ選手が過度なトレーニングなどで発症するものですが

特に女性選手は、体重が特定の数値まで落ちると無月経になってしまいます。

すると骨が弱くなってしまい疲労骨折を起こしやすくなってしまいます。

疲労骨折が起こりうる可能性は決して低くはありません。

 

今回は疲労骨折の症状・治療の仕方

そして予防するための食事などをご紹介します。

<スポンサーリンク>

スポーツなど疲労の蓄積によっておこる疲労骨折とは?

疲労骨折症状予防方法

疲労骨折とは、読んで字の如く“疲労”による骨折です。

身体の一定の部位に同じ負担をかけてしまい、骨にひびが入ったり、進んでいくと骨が折れてしまうものです。

 

針金を何度も曲げると、曲げたところが折れてしまいますが、あの現象が疲労骨折です。

外傷がなく、突発的な痛みがないので自分で疲労骨折を起こしたかどうかは解りません。

 

傷も何も見られないのに慢性的な痛みが続くようになった。

特にスポーツを行っている方はすぐに外科での診察をおすすめします。

レントゲン検査を行うことで、疲労骨折をしているかどうかが確定します。

 

普段はわからないけど動かし始めると痛む?どんな症状がある?

疲労骨折症状予防方法

まず局所に痛みが、あるいは骨折した部位の膨張や隆起などがみられます。

こうして部位の状態が確認できればすぐに骨折だと認識することができるのですが、それでも自身で疲労骨折かどうかを明確にするのはとても難しいです。

 

スポーツを行っている方は、どんな競技を行っているかで負担がかかる部位が異なるので、思い当たるかもしれません。

 

 

サッカー:脛骨、腰椎、中足骨など

野球:肋骨、上腕骨(ピッチャーの場合)、有鉤骨など

バレーボール:脛骨など

 

スポーツによって部位は様々ですが、スポーツを行っていない方でも日常で一定の負担をかけていると疲労骨折が危惧されます。

 

初期と、進行した場合疲労骨折を起こさないための予防方法は?

疲労骨折症状予防方法

疲労骨折は、初期症状がとてもわかりにくいのが特徴です。

運動を始めると痛みだすのですが、終えた後は痛みが軽くなってしまいます。

<スポンサーリンク>

局所を押すと痛んだり、痛む部分が腫れている様なら疲労骨折の疑いがあります。

外傷性骨折の時の激痛を伴わないのが疲労骨折の特徴でもあります。

 

症状が見られた場合は、痛みが出た部位にテーピングを施してトレーニングを休み安静にすることが大切です。

余計に無理を重ねてしまうと更に骨の状態が悪化してしまいます。

焦る気持ちも察しますが、無理をするべき時ではありません。

 

疲労骨折を予防するために、運動中の適度な水分補給とミネラルなどの電解質補給を行ってください。

柔軟性を高めて疲労の蓄積を防ぐために、ストレッチも欠かさずに行ってください。

痛むであろう部位にテーピングを施すのも予防の方法の1つです。

ランニングシューズなど、自分にあったものを選びましょう。

 

リハビリや手術など、どうやって治療すればいい?

疲労骨折症状予防方法

骨折の状態にもよりますが、疲労骨折もまた外傷性骨折の様に長期的な治療になります。

 

疲労骨折が見つかったら、まずは安静にすることが大切です。

期間は骨折の程度に寄りますが、4週間から8週間の固定が必要になります。

長い場合だと約16週間の安静期間が必要な場合もあります。

毎日過酷なトレーニングが欠かせなかった時、やむを得ませんがここでしっかりと筋肉を休ませてください。

 

安静期間をすぎたら、リハビリを開始します。

始めは日常生活の範囲の動作のリハビリを行います。

勿論この期間はスポーツは絶対にしてはいけません。

 

徐々に慣らしていき、痛みが生じない範囲に制限して始めてください。

同じ部位がまた再骨折してしまう危険性があるのでくれぐれも無理は禁物です。

 

転位が著しい場合は、手術が必要です。

術後のリハビリは最低6ヵ月間必要とします。

 

カルシウムとビタミンを摂取!食事できをつけることはある?

疲労骨折症状予防方法

骨が丈夫で健康な状態であるにもかかわらず発症してしまう疲労骨折ですが、やはり骨を丈夫でしなやかな状態にすることが1番です。

 

骨を丈夫にすると言えば“カルシウム”です。

日本人には特に不足しがちな栄養素です。

牛乳やチーズやヨーグルトなどの乳製品に豊富に含まれているのはお馴染みです。

その他にもさくらえびやしらす干し、ワカサギ、ししゃもなどの魚介類や、大豆、モロヘイヤ、大根の葉やひじきやゴマなどに多く含まれています。

 

ところがカルシウムはとても吸収率が悪い栄養素です。

カルシウムの栄養を促進する栄養素と一緒に摂取するのがおすすめです。

吸収を促進するビタミンDはいわしや鮭、卵黄やきくらげなどに多く含まれています。

レモンに多く含まれているビタミンCもまたカルシウムの吸収を助けてくれます。

 

関節の動きに欠かせない“コラーゲン”も予防には欠かせない成分です。

コラーゲンは骨の中でカルシウムを繋ぎとめる大きな役割を持っているのです。

主に鶏の皮や手羽先、軟骨やグミなどに豊富に含まれています。

 

尚、加工食品に含まれている“リン”の過剰摂取には気を付けてください。

ミネラルではあるのですが、過多になるとカルシウムの吸収を阻害してしまうのです。

 

スポーツ選手並みの負担で起こる骨折ですが、一般の人にとっても骨の状態はとても大切です。

骨粗鬆症は対した事のない負荷でも骨折を招きかねません。

特に女性は無理なダイエットなどに気をつけましょう。

<スポンサーリンク>

<スポンサーリンク>

シェア!

Loading Facebook Comments ...