川越祭りの山車行事、どんなお祭り?パート1

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関東三大祭りの一つとされる埼玉県の川越市で行われる川越祭りは、

毎年開催期間の2日間で来場者数は80万人を超え、

昼の部夜の部と違った表情でにぎわう大きなお祭りです。

川越祭りの歴史から今年の開催日などの情報をまとめていきますね!

 

●川越祭りのはじまりは?

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一般に川越祭りと呼ばれているお祭りは、正式には川越氷川祭りといい、

360年以上も前に行われた氷川神社の神事がはじまりだそうです。

長い歴史の中では存続が危ぶまれたこともありましたが、

地域の人々の力で危機を乗り越えてきた価値が認められ、

現在「川越氷川祭りの山車行事」は国の無形重要文化財とされています。

 

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●どんなお祭りなの?

メインは関東では珍しい“山車”の曳き回しです!

山車はそれぞれに縁のある御神体の人形や美しい装飾で飾られ、

現代の街中を華麗に操って巡業する様子は圧巻です。

さらに、お祭りに欠かせないのがお囃子ですが、

川越祭りでも笛や太鼓、鉦の独特の音色が祭りを盛り上げています。

巡行している山車同士が出会うと「曳っかわせ」という競演があり、

お囃子に踊り、大きな掛け声などで大盛り上がりします。

昼の部は色鮮やかな山車の装飾を鑑賞するのにはもってこいで、

夜の部は灯された提灯とお囃子などで幻想的な雰囲気が楽しめます。

 

●山車ってなに?

山車(だし)はお祭りで担いだり曳いたりする出し物のことを総称しています。

上の部分に山を模したものや山の象徴物を飾り付けたもののことです。

お神輿とよく混同されますが、お神輿は神様の乗り物で、山車はまた別物。

造りによってタイプはさらに細かく分かれるのですが、

川越祭りの山車の多くは二層式の構造になっていて高さがあり、

廻り舞台と言われる造りで見物客にはうれしいお祭り向きの舞台です。

29台あると言われていますが、毎年の参加山車は15台程度になります。

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●どんなルートで巡行するの?

川越氷川神社から西向きに出発→県道12号線を南へ→大正浪漫通りを東へ

→松江町交差点で北へ→市役所で山車揃い→川越氷川神社へ

いろんな山車を一気に見られるポイントが市役所。

混雑は避けられませんが、立ち並ぶ山車は一見の価値ありです!

 

●いつ開催されるの?

川越祭りの開催日は毎年10月第3日曜日と、その前日の土曜日で、

2014年は10月18日(土)と19日(日)に開催予定です。

両日共に、だいたい午後2時頃に市役所前で山車揃いとなります。

午後7時頃から主要交差点での曳っかわせが楽しめます。

 

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●東京からの行き方は?

毎年開催期間中は周辺の道路で交通規制が行われています。

規制範囲などはまだ正式に発表されていないのですが、

開催地が市街地のため、広い駐車場などはほとんどありません。

スムースに開催地に入るには電車などの公共の交通機関の利用がオススメ!

【池袋~川越】東武東上線急行で約30分

【新宿~川越】JR埼京線快速で約50分

【新宿~本川越】西武新宿線特急で約45分

【渋谷~川越】東京メトロ副都心線で約50分

 

●お祭り以外のオススメのみどころ!

川越市には“小江戸”と呼ばれる古い街並みが残る地域があります。

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約400年前に創建されたという「時の鐘」は川越のシンボルで、

その周辺の一番街を歩いているとタイムスリップした気分を味わえます。

菓子屋横丁も有名なスポット。懐かしの駄菓子が山のように並び、

ついつい大人も子供のようにはしゃいでしまうかもしれません!

 

大きなお祭りはやっぱり盛り上がり方にも勢いがあり、

見物客として見ているだけでも気分がわくわくしてしまいます。

祭りの混雑に疲れたら、ちょっと小道に入って街を観光するのもいいですね!

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