味覚障害の原因はストレス? 病院は何科にいけばいい?亜鉛不足解消も!

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味覚障害の原因はストレス? 病院は何科にいけばいい?亜鉛不足解消も!

大好きな料理やデザートを食べた時、本来の味を自分の舌が認識しなかったら。

あるいはどんな食べ物を食べても全く味がわからなくなってしまったら・・食事は生きる上では必要不可欠なことですが、同時に人間の欲を満たすこれ以上ない楽しみと癒しの時間でもあるのです。

これ以上苦しく悲しい事はありません。

 

食べ物の本来の味を認識できなかったり、甘いものを苦く感じてしまったりする『味覚障害』

 

現代の食生活の影響と言えますが、特に若い世代の人たちに味覚障害が増加してしまっているようです。

折角の楽しい食事の時間が不快なものになってしまう恐ろしい障害です。

 

一体味覚障害の原因は何なのか?

治すには一体どうしたらいいのか?

どんな病院で治療すればよいのか?

これらの疑問を綴っていきます。

決して他人事ではない病気、予防する方法と改善に必要な栄養を紹介します。

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高血圧や糖尿病など合併症の危険も!味覚障害とは?

味覚障害の原因はストレス? 病院は何科にいけばいい?亜鉛不足解消も!

「味覚障害」とは、読んで字の如く“味覚”がおかしくなってしまう病気です。

 

正常な舌は、

砂糖などを甘く感じる“甘味”

塩などをしょっぱいと感じる“塩味”

酢などをすっぱいと感じる“酸味”

香辛料を辛いと感じる“辛味”

と4つの味覚を正しく感知します。

 

ところが味覚障害を起こすとこれら4つの味を正しく感知することができなくなってしまいます。

 

味覚が正常に感知できないと、どうしても甘味や塩味の元である“糖分”や“塩分”を

過剰に摂取しがちになってしまいます。

そうなると危険視されるのが、生活習慣病などの健康被害です。

塩分の過剰摂取によって高血圧や動脈硬化になり、心筋梗塞や脳卒中などを患ってしまう危険があります。

そして、糖分の過剰摂取は糖尿病を引き起こしてしまう危険があります。

 

食事・日常的な味の不快感による精神的なストレスは言うまでもありませんが

悪化すれば命に係わる病気を患いかねません。

 

本来とは違う味を感じる!具体的にはどんな症状がある?

具体的には以下のような症状が現れます。

 

・味覚減退や味覚消失

味の感じ方が鈍くなってしまったり、味を全く感じなくなってしまう症状。

・異味症

甘いものなのに苦く感じてしまうなど異なる味を感じてしまう症状。

・自発性異常味覚

口の中には何も入れていないのに苦みや渋みを感じてしまう症状。

・解離性味覚障害

特定の味がわからなくなってしまう症状。

・悪味症

何を食べても嫌な味に感じる症状。

 

初期症状としては、味の感じ方が鈍くなってしまうのですが

症状が悪化していくと何も口の中には無いのに意味もなく苦みを感じてしまうようになってしまいます。

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ミネラル「亜鉛」の不足と感覚器官の不調!味覚障害の原因は?

味覚障害の原因はストレス? 病院は何科にいけばいい?亜鉛不足解消も!

何かと繊細な場所である“舌”

身体の栄養素が不足すると症状が出やすい場所でもあります。

ビタミンB群が不足すれば口内炎などが起こりますね。

 

味覚障害は、ミネラル成分である「亜鉛」が不足したことが1番の原因であると言われています。

 

亜鉛が不足すると、舌の表面にある「味蕾(みらい)」という感覚器官の細胞が生まれ変わらなくなってしまうのです。

この味蕾という感覚器官が味覚を感知するのです。

 

コンビニ弁当などの加工食品には“ポリリン酸”という成分が多く含まれています。

この物質は体内の亜鉛を排出してしまいます。

そしてアルコールを分解する際に亜鉛を多量に失ってしまいます。

つまり加工食品やお酒を飲み過ぎが味覚障害の原因でもあります。

鉄欠乏性貧血による亜鉛不足も味覚障害の原因のひとつです。

 

ストレスによる心因疾患もまた味覚障害の原因のひとつとされています。

うつ病は様々な原因となりうるのでとても注意が必要です。

 

舌の治療と心因的な治療!病院は何科に行けばいいの?

味覚障害の原因はストレス? 病院は何科にいけばいい?亜鉛不足解消も!

どうして味覚障害になってしまったのか?

自分の味覚障害の原因を理解することが大切です。

 

亜鉛不足による場合と心因疾患が原因である場合だと、受診する科が異なってきます。

味覚障害の専門外来がある“耳鼻咽頭科”や“口内外科”などで治療をしてもらいましょう。

心因疾患の場合は、“心療内科”やメンタルケアクリニックなどでカウンセリングを受けることをおススメします。

 

どちらの科も受診することができる大きな病院で診察することをおススメします。

心身疾患も然り、患ってしまった味覚障害を改善するに長期的な療養が必要となります。

亜鉛の数値を回復し、精神的なストレスを減らすことが大切です。

 

亜鉛とクエン酸を摂取!味覚障害の治し方は?

味覚障害の原因はストレス? 病院は何科にいけばいい?亜鉛不足解消も!

味覚障害の原因である“味蕾”を再生させるには

亜鉛を摂取しなければなりません。

 

亜鉛は主に牡蠣やチーズ、豚肉や牛肉などに多く含まれています。

ミネラルが豊富に含まれている海藻も最適です。

鉄欠乏性貧血の方は、レバーを取ることで同時に貧血の改善にもなります。

 

更に亜鉛の吸収を助けるために、クエン酸やビタミンCも一緒に摂取することをおススメします。

クエン酸とビタミンCは、亜鉛を吸収しやすい形に変えてくれます。

両方摂取することが出来るレモンは特におススメです。

カキフライに絞って食べることで、効率よく亜鉛を吸収できます。

 

亜鉛の吸収も然り、栄養バランスのとれた毎日の食事が大切です。

そしてアルコールの飲み過ぎには注意しましょう。

 

美味しいご飯を味わって食べる、こんなに幸せな事はありません。

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