エンドウ豆の栽培方法・プランターでの育て方は？

緑が美しい緑黄色野菜のエンドウ。

中の豆だけれはなく、皮ごと食べることが出来る豆で

小さいながらも含まれている栄養素はとても豊富です！

栄養満点のエンドウは、サヤエンドウやスナップエンドウなど様々な種類があります。

秋に播種期を迎えるエンドウは、自宅のベランダでプランターを使って栽培することが可能です。

兎に角根を長く深く伸ばす野菜なので、深いプランターで支柱を立てて育てます。

気温に注意してしっかりと管理をしなければなりませんが、寒さに強いので初心者の栽培もそう難しいものではありません。

今回はプランターでのエンドウの栽培方法と収穫について綴っていきます。

ミネラルと食物繊維が豊富！エンドウの栄養素は？

緑黄色野菜であるエンドウには豊富なビタミンとミネラル

食物繊維が豊富に含まれています。

ベータカロテンを豊富に含み、抗酸化作用を持っているので動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防してくれます。

ビタミンB群を豊富に含んでいるので、疲労回復や貧血改善にも大変効果的です。

ビタミンCも豊富に含まれているので皮膚トラブルの改善にもなります。

カリウムでむくみ改善に、更に食物繊維が豊富なので便秘解消など整腸作用もあります。

脂っこい食事とお酒のせいか高血圧で・・と悩む方から

肌の調子が悪いという女性に嬉しい栄養成分が盛りだくさんです！

タイミングに注意！エンドウのたね播きと収穫時期

エンドウは秋に播種する野菜ですが、早めにたねを蒔いてしまうと生育が進み過ぎてしまいます。

寒害を受けやすくなってしまうので若干時期を遅らせて

１０月中旬～１１月上旬に種を蒔きます。

東北地方や北海道など、寒さの厳しい土地では春に種を蒔きます。

収穫時期は秋まきと比較して少し遅くなります。

自分の住んでいる場所にあった種まき時期を見て植えるようにしましょう。

株が大きくなると寒さで傷みやすくなってしまうので

たね蒔き時期のタイミングがとても大切な野菜です。

寒害と虫害に注意！プランターでのエンドウの育て方

はじめに９cm径のポットを用意します。

４カ所に穴を開けて３粒蒔きます。

発芽したら２本に間引いてください。

発芽したらプランターに植え付けます。

兎に角長く深く根が育つので、２０～２５リットルの中型から大型のプランターを用意しましょう。

底が見えなくなるほどの鉢底石を敷きます。

ウォータースペースを２cmとって培養土を入れます。

表面を平らにしたら株間を２０cm開けます。

寒波が厳しくなる１２月から２月は霜よけに不織布で覆います。

２月にはつるが伸びてくるので、支柱を立てて絡ませます。

月２回の追肥をおこなってください。

春になると虫害が観られるので薬剤散布をします。

実がふくらんだらサイン！エンドウの収穫

中の実がふくれてきたらエンドウ豆の収穫適期です。

種類によって収穫適期が異なります。

「サヤエンドウ」は実が膨らみ始めるころが収穫のタイミングです。

「スナップエンドウ」は莢が膨らんだ時が収穫のタイミングです。

グリーンピースなどの実とり用の豆は、莢の表面にしわができたころが収穫のサインです。

豆の種類によって収穫適期のサインが異なるので

自分が選んだエンドウの種類にあった収穫のタイミングを判断しましょう。

防寒対策と支柱を忘れずに！エンドウの育成

エンドウは種蒔きのタイミングと冬越しのための防寒対策

そして春を迎えるころに見られる病害虫に気をつけなければなりません。

絵を描いたような“ハモグリバエ”の幼虫の食害が見られるようになったら薬剤を使用して退治してください。

幼虫を見つけたらその場で除去しましょう。

寒さが厳しくなる１２月～２月頃にはしっかりと防寒と霜よけをしましょう。

春の中ごろには新鮮な自家製エンドウ豆を堪能できます！

卵とじに良し、シンプルにマヨネーズであえても良し

個人的には栄養のバランスをエンドウ豆のベーコン和えがおススメです。

愛情をたっぷり注いだエンドウを味わってください。