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クリスマスを終え、遂に2014年を終えるカウントダウンが始まる時期になりました。
年始のお正月準備に忙しい中、今年の初詣は一体どこに行こうかと計画している方も少なくないのではないでしょうか?
初詣といえば欠かせないのが『お守り』です。
自身は勿論のこと、家族や恋人や友達など自分の大切な人の祈願成就と厄除けを願って
初詣先の神社で購入するのは毎年恒例のことだと思います。
毎年購入している中で、願いが叶ったり古くなったお守りの処分の仕方がわからずにたまってしまった。
古くなったお守りだらけになってしまった・・そんな方たちが多くいらっしゃると思います。
神聖な護符で思いのこもったものだけに、ただ処分するわけにはいきません。
今回はそんなお守りの正しい処分の方法をご紹介いたします。
これまでのお守りに感謝を込めて適切に処分し、気持ちよい年始を迎えましょう。
はじめに、開運・厄除け護符『お守り』とは?
初詣、社寺内で参拝者に販売、または授与される「お守り」
人々に幸運を齎す“開運”のお守りや、悪い事を追い払う「厄除け」のお守りなど、千差万別様々な願いを成就させるためのお守りがあります。
健康祈願に無病息災などの健康を願うもの
商売繁盛や昇進・昇格に金運上昇の願うもの
縁結びなどの恋愛成就に安産を願うもの
交通安全や家内安全を願ったり
受験生の方は合格祈願のお守りを欠かせません。
最近は利便性も考慮し、外側をビニールのケースで覆ったり、平らなところに取り付けられるように吸盤をつけるなどの形状を変えたお守りが販売されています。
お守りの処分、いつ?タイミングは?
お守りの効力は約1年と言われています。
初詣に購入したお守りならば、丁度次の初詣の頃にはその効力がなくなります。
御札にもよりますが丁度年末年始が処分のタイミングです。
神社が頒布している“護符”の効力ですが、こちらは願いによって変わってきます。
それでももって約1年から3年なので、効力が無くなったお守りは適切に処分することが大切です。
神秘的で純粋なお守りのパワーは外界の気に触れると効力が発揮できなくなってしまいます。
八百万の神が住み、あまり宗教の概念がない日本人によっては懐疑的な気持ちが拭えないかもしれません。
しかしそこにはしっかりと神様や仏様の“魂”が込められているのです。
効力がなくなる時期が来たら、感謝の気持ちを込めて処分しましょう。
頂いた神社・お寺に返す、お守りの処分方法は?
お守りの処分方法は、基本的に頂いた神社やお寺に返すのが基本です。
間違っても崇高な神様・仏様の魂を可燃ごみの袋に入れたりゴミ箱に捨てるような行為はしませんよね?
年末年始に神社やお寺に訪れると、古いお守りや古札を納めるための専用の箱が置かれます。
お守りを頂いてから1年間、神様や仏様に守っていただいた感謝の気持ちを持ってその箱に納めましょう。
御賽銭箱が置いてある場合は、購入したお守りと同額のお金を入れましょう。
どうしてもお金のこととなると世知辛い感情を抱きがちですが、1年間お世話になった神様や仏様の感謝の気持ちをあらわす意味できちんと返納をしましょう。
年末年始に処分できなかった場合もお守りの受け付けはしてくれます。
「お焚き上げ」、「古神札納め所」と書かれた場所に返納しましょう。
わからない場合は住職さんや神主さんに「古いお守りがあるのですが」と言って預かってもらいましょう。
神様と仏様、神社とお寺では処分方法が違う?
神社でいただいたお守り、あるいはお寺でいただいたお守りの返納方法は違うのか?
方法は同じですが、厳守しなければならないのは返納する場所です。
神社でいただいた護符は必ずいただいた神社に返納し、
お寺でいただいたお守りは必ずいただいた先のお寺に返納しましょう。
一体何が異なるのかといいますと、
神社に祀られているのは“神様”であり
お寺に祀られているのはのは“仏様”なのです。
「貰ったお守りだから、神社なのかお寺なのかわからない」
そんな場合はお守りの名前を見てみましょう。
“神社”や“大社”、“神宮”ならば神社です。
“○○寺”や“寺院”とあればお寺のお守りです。
自身で返納、遠くの神社にはどう返せばいい?
近所でいただいたお守りはその場所に返納すれば良いのですが
通販での購入や旅行中に購入した遠方の神社やお寺のお守りを処分するには一体どうすればいいのか?
特に受験合格や安産祈願など、それぞれの願いの後利益で有名なお寺や神社に赴いてお守りを購入した方は、もう一度現地に行って返納するのは難しいと思います。
そのような場合は、最寄りの神社やお寺に処分してもらいましょう。
お寺のお守りはお寺へ
神社のお守りは神社へ
これは必ず守ってください。
「どうも近くの神社やお寺に頼みづらい・・」
そんな方は自分で返納しましょう。
白い白紙にお守りを包んで粗塩をひとつまみかけてください。
そして感謝を込めて償却します。
塩には「清め」の効果があるのでとりあえずの処分にはなります。
いかなる場合でも、必ず“感謝”の気持ちを忘れずに処分しましょう。
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