玉ねぎの栽培方法、育て方は？

カレーからシチューやスープ、肉じゃがにオニオンスライスなど

料理のレパートリーも栄養も豊富なたまねぎ。

高血圧や糖尿病、動脈硬化など現代人の危険な病気を改善してくれる栄養素を豊富に含んでいます。

血液をサラサラにしてくれる上に、疲労回復にも大変効果的なので

毎日懸命に働く方々には欠かせない大切な野菜です。

野菜の価格高騰と消費税増税から身体に必要と分かっていても

野菜を購入するたびにコストに悩んでしまいます。

国産の野菜を安心して食べたいけれども値段が高い・・。

そうなると是非自分で生育してしまえばよいのでは？

と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は自宅で出来るプランターでのたまねぎの栽培方法を綴っていきます。

自分が丹精込めて栽培したたまねぎで美味しく楽しく料理をしてみませんか？

生活習慣病改善に疲労回復！玉ねぎの栄養素と効果は？

たまねぎは涙なしには刻むことができませんが、あの辛味と刺激の成分は「硫化アリル」といいます。

この成分には血液をサラサラにする効果があります。

動脈硬化の原因である血栓を出来にくくします。

コレステロールの代謝を促してくれるので

高血圧や糖尿病や脳梗塞など現代人にお馴染みの生活習慣病を予防する事が出来ます。

たまねぎに含まれているビタミンB1は疲労回復に絶大な効果を齎します。

同じくビタミンB1を豊富に含んでいる豚肉と一緒に摂取すれば疲労改善に絶大な効果を齎すことができます。

カレーや肉じゃがなどから解るように、兎角肉と相性が良いたまねぎは動物性たんぱく質と積極的に組み合わせて調理することをおススメします。

尚人間にはとてもありがたい野菜ですが、くれぐれも猫や犬には与えない様にしてください。

アリルプロピルジスルファイドという噛みそうな名前の成分が

血色素を壊してしまうのです。

育成期間はとても長い玉ねぎの種まきと収穫時期は？

秋まきの野菜であるたまねぎの適期は

９月下旬～１１月上旬です。

秋に種を蒔いて年明け５月には収穫することができます。

ホームセンターや園芸店ではたまねぎの苗が販売されています。

初心者の方は苗から栽培することをおススメしますが

今回はプランターに種を蒔く方法を紹介したいと思います。

種を蒔いてから収穫までの期間は９カ月間の管理となりますので

我が子を育てるような月日と苦労を感じつつ

愛情を注ぎながら大切に育てていきましょう。

必ず適期を守ってください。

成長が不十分だったために冬枯れしてしまう原因になってしまいます。

プランターを使ったたまねぎの栽培方法は？

まずはプランターを用意します。

あまり土の量を必要としないので１６Lのプランターで栽培が可能です。

上のプランターの大きさなら２条蒔きをすることができます。

培養土を入れたら間隔を約０．５cm開けて播種してください。

種が隠れるくらいの土をかぶせたら水をやります。

大体１週間程で発芽します。

たまねぎに限った事ではありませんが、水のやり過ぎは生育不良の原因となってしまうので注意してください。

兎に角生育期間が長いたまねぎは定期的な間引きと追肥が必要です。

１１月下旬になると、苗として適期をむかえます。

この頃になると苗をわけ、別のプランターを用意してわけた苗を植え付ければ無駄なく多くの玉ねぎを収穫することが出来ます。

その際はなるべく状態の良い苗を移植し、イマイチなものは捨ててしまうのが得策です。

１２月頃になると、実が膨らんでいるのが目で分かるようになるほど成長します。

たまねぎは寒さに強いので兎角何かをかぶせる必要はありません。

３月頃には更に成長が活発になるので追肥を怠らない様に注意してください。

茎が倒れたら適期のサイン！たまねぎの収穫について

６月頃になり茎が倒れたら収穫のサインです。

このサインを見逃さない様に適期に収穫しましょう。

たまねぎは種まきから収穫まで兎に角“根気”と“辛抱”が大切です。

５月には「もう栽培してもいいのではないか？」と思うほど見事に実は大きく成長すると思いますが

茎が倒れるまでは収穫適期はありません。

たまねぎが教えてくれるサインに従ってぐっと茎が倒れるまで待ちましょう。

風通しの良い場所に保存しておけば１２月まで保存することが出来ます。

１年を通して色々な料理に使えるたまねぎですが

１２月もまたシチューにカレーに大活躍です！

根気が大事！育成期間の長いたまねぎ栽培のまとめ

たまねぎなど播種期が秋の野菜は栽培が簡単です。

理由は寒さに強く特に目立った病気がないからです。

今回は種からの生育についてご紹介しましたが、ホームセンターや園芸店で苗を購入して生育すれば更に難易度は下がり

初心者の方でも悩むことなく簡単に栽培して収穫することが出来ます。

多忙でなかなか管理ができないという方には、苗からの栽培をおススメします。

生育期間がとても長いので、兎に角たまねぎの栽培に大切なのは

『根気』です。

植物という生命を育てるつもりで愛情を持って栽培して頂きたいと思います。

収穫したたまねぎの味はきっと格別なものだと思います。